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日隈ブログ

2023年08月04日 ブログ

院内保育所すずらんOPEN!

 

  医療法人日隈会ではこのたび、子育て中の職員が安心して働けるように「院内保育所すずらん」を開設いたしました。これは、働きやすい職場環境づくりの一環として設置したものです。生後100日から3歳までのお子さんをお預かりします。お孫さんの入園も可能です。育休中や仕事が休みの日の一時保育にも対応します。

 

 

  優しいピンクがテーマカラーの保育所は明るく清潔でお子様がのびのびと過ごせる環境です。緑がいっぱいの敷地内で季節を感じながら遊んだり、お散歩したりできます。授乳室も完備しております。

 

 

  現在、看護師・介護士・作業療法士・医療事務など若干名を募集中です。院内保育所にご興味のある方は総務課  ( 096-378-3836  担当  長山 )までお問い合わせください。

 

 

 

2022年11月30日 ブログ

重度認知症デイケア「ゆりのき」回想法

 日増しに寒くなってきましたが皆様お元気でお過ごしでしょうか?重度認知症デイケアゆりのきでは「回想法」というプログラムを行っています。回想法では、昔を思い出すことで情動の活性化や自分の人生の価値を再発見し、他者とコミュニケーションをとることで意欲向上の効果も期待できると言われています。

 今回の回想のテーマは「秋の実り」。秋の味覚についての思い出を語り、柿狩りや稲刈りの体験談に、「懐かしいね」と表情も生き生きとされていました。家に柿の木があった方も多く、干し柿を作っていた話では、家族総出で渋柿の皮をむいた事、時々干してある柿をおやつに食べていたことなど、話が弾んでいました。  稲穂や柿をただ眺めるだけでなく、実際に触って、匂いを嗅いで、音を聴いて、感覚を刺激することにより「実りの秋」の想い出が蘇ったようです。これからも寒さに負けず過ごしていきたいと思います。

 

2022年11月24日 ブログ

日隈病院 栄養科~冬野菜の王様「白菜」~

 紅葉のきれいな晩秋となりました。皆様どこかで、秋を感じ取られてますでしょうか?当院の木々も、黄色や赤色へと色づき、紅葉がきれいです。

 そんな四季を感じながら、冬の訪れが近くなってきている事に気づき、冬野菜の王様「白菜」が美味しくなる季節が訪れることを喜んでおります。そこで、白菜の美味しい料理をご紹介させて頂こうと思います。私は必ずこの料理を冬の間は2~3回は調理して楽しみます(^^♪)

 

<白菜ミルフィーユ>
~ 材 料 ~
白菜・・・・・・6枚程度    おろし生姜・・・・・5g
豚バラ・・・・・200g     ポン酢・・・・適宜
塩コショウ・・・少々      アルミホイル(白菜の2倍以上の長さ)

~ 作り方 ~
① 白菜の幅が広い時には縦半分に切ります。(アルミホイルに包める幅にします)豚バラには塩コショウをしておきます。
② アルミホイルの上に「白菜2枚」→「豚肉1/2量」→「白菜2枚」→「豚肉1/2量」→「白菜2枚」の順番に重ねていきます。重ね終わったら、アルミホイルで白菜を包みます。

 

 

 

 

 

③ フライパンにお湯を2cmほどはり、②のアルミホイルで包んだ白菜を入れ、蓋をして蒸し焼きにします。(中火で15分~20分)途中でお湯がなくなった時は、お湯を追加してください。
④ 蒸し上がったら、アルミホイルごと取り出し、ホイルの中の煮汁をボールにうつし、煮汁:ポン酢を1:1の割合で混ぜ合わせ、お好みでおろし生姜やねぎなどの薬味を入れて、かけダレを作っておきます。

⑤ 蒸し上がった白菜の粗熱が取れましたら、食べやすい大きさに切り分け、④のかけダレをかけて出来上がりです。

白菜は霜が降ると甘味を増しおいしくなります。(11月~2月頃が旬です)

 

<白菜の豆知識>
白菜の選び方
巻きがしっかりしていて、ずっしりと重みがあるもの、外側の葉が生き生きとしていて、色が濃いものを選びましょう。カットされたものは切り口がみずみずしく、断面が盛り上がっていないものがよいです。

白菜の保存方法
冬は丸のまま新聞に包んで、冷暗所に立てた状態で2週間保管可能です。家の中は温かいので、冷蔵庫の野菜室保存が良いです。カットされた白菜はラップに包んで同じく野菜室での保存がおすすめです。


 寒さが厳しくなるにつれて、白菜も含めて甘くて美味しいお野菜が増えてまいります。これは、細胞に糖を蓄えて気温が下がっても凍らないようにするための知恵なんだそうです。冬野菜には糖だけでなく、ビタミンやカロテンも多く含まれていて免疫力アップも期待できます。
 「白菜ミルフィーユ」、少ない材料で簡単なのに豪華に見えるところもポイントですね。皆様も是非作ってみて下さい。美味しくて栄養価の高い冬野菜をいただいて、寒い冬を元気に過ごしましょう♪

2022年10月26日 ブログ

精神科デイケア「すばる」ハロウィン飾り作り


 もうすぐ紅葉のシーズンですね。皆様お元気でお過ごしでしょうか?
 精神科デイケア「すばる」では、秋の紅葉や花をイメージした壁飾りと、ハロウィンかぼちゃを紙粘土で作りました。

 

 

紅葉の作り方

① 色画用紙をくるくると丸めて輪切り(0.5mm)にする。
② 輪切りにした材料をひとつひとつ形を整える。
③ 黒い紙の上に紅葉をイメージして並べてのり付けする。
④ 紙の縁に本物の木の枝を貼り完成♪

 小指の爪ほどのサイズしかない花の型作りでは、色画用紙を小さく丸めることが難しかったり、台紙にデザインを考えてひとつひとつパーツを組み合わせて貼り付けるなど細かい作業が多く、「手がかなわん。」、「ここ間違えた、どうしたらいい?」、「ここ分からん。」と、皆さん苦労が多かったようです。
 それぞれの作品を褒め合い、「○○さんこんなにきれいな作品作るんですね。」と互いの作品を見ながら感動される姿もみられました。材料や作り方は同じでもレイアウトが異なり、一人ひとり個性のある作品が出来上がりました。

 

 

ハロウィンかぼちゃの作り方

① 紙粘土を丸く成形する。
② 割りばしの角でかぼちゃの溝をつける。
③ 目に見えるよう割りばしで小さな穴をあける。凹凸で表情を作る。
④ 紙粘土が乾燥したら絵の具で色付けして完成♪

 かぼちゃの溝(形)を割りばしの角で成形する時には「うまくかぼちゃの形にならん!」と何度も丸め直し、色付けの際には「色がはみ出た。」と目や口元などの細かい部分を筆で色付けする事に苦戦していました。紙粘土が乾燥するまでは何度でもやり直しができたので、納得いくまで何度もやり直しを重ね、なんとかハロウィンかぼちゃが完成しました。秋の夜長、皆様もかわいいハロウィンかぼちゃを作ってみてはいかがでしょうか?

 

2022年10月04日 ブログ

重度認知症デイケア「ゆりのき」敬老会

 重度認知症デイケア「ゆりのき」では、9月27日に毎年恒例の敬老会を行いました。例年、利用者さんと一緒に踊ったり職員が芸を披露したりと様々な企画を行っていますが、今回の敬老会はコロナ禍でも安全に楽しめるように、利用者さんに宛てたメッセージカードを作成しました。

 作成中、どんな言葉を伝えたいか考えていると、利用者さんの笑顔や活き活きとデイケアで過ごす姿が浮かんできました。利用者さんとはたくさんの時間をご一緒させていただいていますが、改めて1人1人の素敵な一面について考えるきっかけとなりました。

 メッセージカードを手渡していくと、利用者さんから「ありがとう!」「元気でおらんとね~、これからもよろしくね。」とたくさん声をかけていただきました。職員、利用者さんがお互いに暖かな言葉を送り合い笑顔になれる、とてもほっこりする催しとなりました。

2022年09月28日 ブログ

精神科デイケア「すばる」夏祭り

 夏祭りには疫病退散や五穀豊穣などの願いが込められているそうです。感染症対策のため以前と比べて少し制限のある生活を余儀なくされている中、利用者さんに季節を感じていただけるように、精神科デイケア「すばる」では8月25日に夏祭りを開催しました。

 利用者さんそれぞれが練習を積み重ね、特技を生かした演奏を披露されました。ハーモニカによる「贈る言葉」、「チューリップ」の演奏や、ご自身で作詞作曲した曲のギター弾き語りなどバラエティに富んだプログラムとなりました。

 また、踊りの好きな利用者さんはスタッフと一緒に「おてもやん」を踊り、「緊張したけどすっごく楽しかった!また来年も踊ろうね。」と、とびきりの笑顔でした。

 ひと汗かいた所で夏祭りの定番であるかき氷、焼きそば、たこ焼きを頂き、懐かしい雰囲気を十分に感じられたようです。今後も、利用者さんと一緒に楽しめるイベントを開催していきたいと思います。

2022年08月29日 ブログ

精神科デイケア「すばる」~園芸便り~

 今回は精神科デイケア「すばる」で行っている園芸活動を紹介します。およそ1年前、利用者さんの「何か(野菜)を育ててみたい」の一言から始まりました。

 手始めにプランターでのパセリ栽培を行いましたが、残念ながら上手く育たたず失敗。しかし、利用者さんの意欲は途絶えることはなく、敷地の一角の土地を利用して大根を育てました。皆さん生き生きした表情で意欲的に取り組まれ、小さいながらも見事に大根を収穫することができました。

 

 さらに今年の4月からは利用者さんが主体となってトマト栽培に挑戦しました。種をまき、寒さをしのげる様にビニールハウスを作り、愛情のこもったお世話を経てトマトの種はすくすくと成長。6月には花をいっぱい咲かせ、7月には立派なトマトが実りました。収穫したトマトはとても甘く美味しく、利用者さんの達成感も大きかったようで皆様とても満足されたご様子でした。

 年々残暑厳しくなる一方で外に出るのも億劫になってしまいますが、身近にできることを試してみるのも息抜きや楽しみにつながるかもしれませんね。

2022年07月19日 ブログ

精神科デイケア「すばる」風鈴作り

 今年は梅雨明けが早く、一足早く夏がやってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?精神科デイケア「すばる」では暑い夏を少しでも涼しく感じて頂けるよう、天の川に見立てて活動室の天井にスズランテープを飾りました。天の川には利用者様それぞれの願いを書いた風鈴がそよいでなんとも涼しそうです。

 風鈴に下がった短冊には七夕にちなみ、願い事を書いて頂きました。「世界平和」、「お好み焼きが食べたい。」、「ドライブに行きたい。」など、思い思いの願いが風に揺れ、可愛らしい鈴の音を鳴らしてくれました。

 

風鈴の作り方

① 膨らませた風船に新聞紙を貼り付け、乾燥させる。
② 乾いたらその上から色紙や好みのイラストなどを重ねて貼る。
③ 次に中の風船の空気を抜いて取り出す。
④ 短冊と鈴を取り付け完成!

 

 天の川と風鈴が風になびき揺れている様はとても風情があり、利用者様も「いつもは笹に飾り付けしているけど、こういうのも良かね。」と大好評でした!
厳しい夏がまだしばらくは続きますが、室温調整や水分補給など熱中症対策に努め暑い夏を乗り越えましょう!

2022年07月11日 ブログ

重度認知症デイケア「ゆりのき」7月の活動紹介

 皆様こんにちは。重度認知症デイケア「ゆりのき」作業療法士の右田です。湿度の高い暑さに夏バテしそうな毎日で、我が家の愛犬は散歩に行くのを全身で拒否する有様です(^_^;)

 さて、今年は例年よりも早い梅雨明けとなりましたが、重度認知症デイケア「ゆりのき」では、折り紙を用いて利用者さんと「ミニチュア傘」を創作しました。

 今回の作品は工程が少し複雑なため、作業をスムーズに行う工夫として、1つずつ傘を作るのではなく同じ作業をまとめて、1つの作業が完了してから次の作業に進むようにしました。

 徐々に難しくなっていく工程でしたが、諦めることなく「やってみよう。」と意欲的な声もあり、熱心に取り組まれていました。完成後は天井に飾り付け♪ずらりと並び風に揺れる傘をみて「きれいかねぇ!」と弾む声に喜びと達成感を感じました。

 あっという間に駆けていった傘の季節。予想以上に早い夏の訪れとなりましたが、揺れる傘を眺めながら風情を感じつつ、暑さに負けずに過ごしていきたいと思います。

 

<ミニチュア傘の作り方>
① 画用紙に柄入りの折り紙を貼る
② 貼ったものを円形に切り、折り曲げて型を作る
③ できた型を貼り合わせ、傘の柄とつるし紐を付けたら完成!

2022年01月19日 ブログ

重度認知症デイケア「ゆりのき」〈創作活動〉

  今年の干支は寅ということで、デイケア「ゆりのき」では、利用者さんと一緒に「寅の置物」と「寅の絵馬」を創作しました。寅は張り子でできており、立体的でかわいらしい仕上がりになりました。

「寅の置物」の作り方

① 風船で作った型に細かく千切った折り紙を重ねて貼りつける。

② 乾いたら風船の空気を抜いて取り出す。

③ 顔の模様や耳、飾りなどのパーツを付け、口や鼻などを描けば出来上がり!

 

 「寅の絵馬」には、特大サイズの画用紙を台紙に使用しました。立体的に見えるように、「寅の置き物」と同様に張り子の技法を用い作った寅の周りに利用者さんが折った折鶴や梅の花などを飾り付けました。

 完成した絵馬は、「ゆりのき」デイケア中央の壁に飾ってあります。ブログを読んで下さっている皆様に特大サイズをお伝えできるように、スタッフが絵馬と一緒に記念撮影。
 利用者さんも仕上がりには大満足の様子で、作品を眺めて「今年も笑って過ごしたいね」と、素敵な笑顔でお話しされていました。


 2022年は「運気が上がる」といわれる、五黄の寅年です。新型コロナウイルスの流行により大変な状況が続く世の中ですが、利用者さんが健康で楽しく過ごせるように、スタッフ一同努めて参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

© Hinokuma Hospital.


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