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日隈ブログ

2018年05月25日 ブログ

精神科デイケア「すばる」バラ園見学

精神科デイケア「すばる」では「フードパル熊本」敷地内の“フードパルローズガーデン”へバラ見学に行ってきました。

ちょうど見頃を迎え、色とりどりに美しく咲いており、足を止めてじっくり眺めておられました。

行帰りのバスの中でもバラに関する花言葉クイズなどで盛り上がり、片道約30分の時間もあっという間に感じられました。

スタッフがカメラを構えると笑顔でピース!利用者さんも「楽しかった。また来たい!」と言われていました。

2018年04月13日 ブログ

「管理栄養士」の一日(専門職紹介 Vol. 3)

昨年末に始めた当院の専門職を数回に分けて紹介していく専門職紹介シリーズですが、3回目の今回は管理栄養士です。

<管理栄養士とは?>
管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格で、病気の方や高齢で食事がとりづらくなっている方など、一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って「給食管理」や、「栄養管理」、「栄養指導」を行なっています。
当院では現在2名の管理栄養士が、栄養士1名、調理師11名、調理員3名と共に栄養科に所属しており、入院、精神科デイケア(すばる)、デイナイトケア(あおぞら)の食事を担当しています。

<給食管理>
給食管理では、献立作成、食材発注、納入時の検品、食数の管理などを行います。
献立作成では、一般食は「日本人の食事摂取基準」に基づきバランスを考慮して献立作成しています。それ以外に糖尿病食、腎臓病食など病態に合わせた献立や患者さんの嚥下(えんげ)能力に合わせた、軟菜食、流動食といった食形態の献立、食物アレルギーに配慮した献立など多くの種類の献立の作成を行っています。
当院では地元の新鮮な食材を使用した手作りの料理を基本としていて、入院中であっても家庭的で温かみのあるお食事を召し上がっていただけるよう努めております。お正月、ひな祭り、クリスマスには季節ごとの行事食や、毎月1回お弁当献立の日を設けており患者さんに好評をいただいております。
毎日の各業者からの食材納品時には食材の品質、鮮度、品温、賞味期限等をチェックし常に安全性の確保に努めています。

<栄養管理>
入院時に“特別な栄養管理の必要性あり”と判断された患者さんには多職種が共同で、一人ひとりの病態、年齢、性別、身長、体重などに合わせて栄養管理計画書を作成し栄養状態の評価を行っています。“栄養管理の必要性なし”と判断された患者さんにも定期的に栄養状態のモニタリングを行っています。

昼食時には患者さんにお会いして、きちんと食べられているか、生化学検査、体重に変化はないか、を確認するために病棟を訪問しています。

<これからの目標>
これからも患者さん、利用者さんの心と身体の健康の回復の為の治療食として1食1食を大切に作っていきたいと思っています。
また、他職種との連携を大切にしながら、栄養面でのサポートを充実させていきたいです。今後もできる限り病棟へ足を運び、食事の事でちょっと困っている事、聞いてみたい事があったら気軽に「管理栄養士に聞いてみよう!相談してみよう!」と思われるような身近な存在になっていきたいと思います。

次回は「心理士」です。(6月掲載予定)お楽しみに♫

2018年03月30日 ブログ

お花見(精神療養病棟)

今日は毎年恒例のお花見に精神療養病棟(3病棟)の患者さんと行ってきました。

月に1回「生活クラブ」という作業療法の時間に近隣のスーパーや衣料品店への外出を行っています。買物を通して社会ルールやマナーを学ぶこと、金銭の取り扱いの訓練や外出時に必要な身だしなみの準備ができるようになることを目的で行っています。外出前に何が欲しいのか、どうして必要か、いくらお金を持っていけばよいかを計画します。また、患者さん同志が一緒に行動する機会を通して他者とのコミュニケーション能力の向上にも期待ができます。

今回は患者さん7名と、作業療法士含むスタッフ3名で当院から1キロ弱の平成中央公園へお花見に行きました。設営担当と買い出し担当とに役割分担をして準備を行いました。

風に吹かれて舞散る桜はとても綺麗でみなさん見入っておられました。お花見しながらのお菓子やジュースに話もはずみ、お互いをさらに理解するよい機会になったようです。

2018年03月26日 ブログ

誕生会(認知症治療病棟)

認知症治療病棟(2病棟)では、2、3月生まれの方5名の誕生会を開催しました。病棟では隔月で患者さんの誕生会を開催しております。

作業療法士による司会進行で、誕生者の方々をお一人ずつ紹介し、メッセージカード贈呈と記念撮影を行いました。その中で88歳の女性患者さんが暗算が得意である事を紹介すると、周囲から驚きの声が上がりました。また「一円玉の旅がらす」の曲に合わせたスタッフによる踊りの出し物では患者さんから拍手喝采をいただきました。

最後は談笑しながらみんなでケーキやプリンを食べて、「今度はいつあるとね?」ともう次回の誕生会を待ちわびる声も聞かれました。

病棟での誕生会ではお互いを思いやること、尊敬しあうこと、寄り添うことを目指しています。次回もたくさんの「喜・楽」の感情を引き出せるような内容でお祝いをしたいと考えています。

2018年03月23日 ブログ

春の訪れと外気浴(精神科作業療法)

今日はよい天気だったので午後の精神科作業療法の時間に院内の中庭で外気浴を行いました。

外気浴は屋外歩行練習と体力作りを目的として実施しています。また、太陽の日差しを浴び、気温や風を感じることによって見当識・現実検討能力向上も得られます。歩くことが難しい方も休憩を交えながら一緒に新鮮な空気を吸って、スタッフと話をしながら当院の中庭を5周ほど歩きました。

特に暖かくなった今日は、患者さんと一緒に「春」を探しながら散歩をした中で、新芽が芽吹く香りを感じ取ることが出来ました。中庭では「見つけましたよ!四つ葉クローバーの葉がありました!」と歓声も上がっていました。

春はすぐそこまで来ています。当院の桜も見頃を迎えますのでまたみんなで外気浴をして体力向上、精神安定を図っていこうと考えています。

2018年03月07日 ブログ

ゆりのき(重度認知症デイケア)ひな祭り会

3月6日、重度認知症デイケア「ゆりのき」ではひな祭り会を行いました。

季節行事を行うことで楽しみつつ「現実見当識」を高めることを目的に、今回は利用者様にお内裏様・お雛様をはじめとする様々な衣装を着ていただき、お披露目しました。

事前準備の段階から衣装を着ることを楽しみにされている方も多く、意欲の低下がみられる方も積極的に衣装を選んで着替えをして、笑顔でポーズを決めたり、利用者様同士でお互いの仮装を褒め合ったり、他者交流の良い機会にもなりました。

デイケア「ゆりのき」では「みんなの和と輪たいせつに」をモットーに、これからも利用者様1人1人が活き活きと・笑顔で過ごすことができるようなプログラムを立案・実行していきたいと考えています。

 

 

2018年02月09日 ブログ

「精神保健福祉士」の一日(専門職紹介 Vol. 2)

 

昨年末の“「作業療法士」の一日”を手始めに、当院の専門職を数回に分けて紹介していく専門職紹介シリーズですが、2回目の今回は精神保健福祉士です。

 

<精神保健福祉士 (PSW:Psychiatric Social Worker)とは?>

精神保健福祉士とは、精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格です。ソーシャルワーカーとは、生活する上で困っている人や生活に不安を抱える方に対し、問題解決のための援助を提供する専門職です。

当院では現時点では地域連携室に3名の他に精神科デイケア「すばる」・重度認知症デイケア「ゆりのき」に各1名、計5名の精神保健福祉士で支援しています。

患者さんが安心して治療を受けられるよう、医師や看護師、作業療法士や心理士等の医療チームの一員として支援するのはもちろん、患者さんの日常生活と社会生活の両面において、より良く生きることができるよう、生活者としての視点から支援しています。

病院内で働く精神保健福祉士ですので、医療と地域生活の橋渡しをすることが大事な役割だと考えています。外来通院中の患者さんであれば、安心して地域生活を継続できるように、入院中の患者さんであれば、安心して地域生活へ戻れるように、福祉や介護の関係者、その他ご本人を取り巻く関係者との連携、必要なサービスの調整などを行っています。

精神保健福祉士は患者さんの抱える問題を肩代わりすることはできません。だからこそ、共に考え、ご本人の思いに寄り添いながら、その人が本来もっている力を活かして課題解決ができるようにとの思いで、日々の支援にあたっています。今後も、患者さんの良きパートナーとなれるよう努力していきます。

より良いケアを目指し、専門職が意見を出し合います。

デイケア通所者が安心して生活できるよう支援します。

訪問看護では一緒に買い物へ出かけることもあります。

 

 

<これからの目標>
今後、高齢社会の中で認知症の患者さんが更に増えていきます。当院には認知症病棟と重度認知症デイケア等の医療保険のデイケアがあります。

興奮や徘徊などで在宅生活が難しくなられた時や、一般病院では入院対応ができない時など、専門病棟や専門デイケアであるからこそ対応できることがあります。

今後もかかりつけ医や介護関係者、ご家族が困られた時に、しっかりと対応できる病院として、精神保健福祉士はいつでも気軽に相談してもらえる窓口でありたいと思います。

病院内においては、医療チームの一員として他職種と連携しながら取り組んでおり、精神保健福祉士同士も、お互い相談し合い勉強を重ねながら日々奮闘中です。その中で、ご本人の思いに寄り添った支援であることはもちろん、ご家族にとっても、大切な家族のことを安心して相談できる、病院内の身近な存在でありたいと思います。

皆さんから信頼される精神保健福祉士を目指します!

 

 

次回は「管理栄養士」です。(4月掲載予定)お楽しみに♫

 

 

2018年02月02日 ブログ

ゆりのき(重度認知症デイケア)節分会

2月2日(金)重度認知症デイケア「ゆりのき」では、節分の時期ということで「魔滅(まめ=魔を滅する)」を用いて鬼(旧年の厄や災難)を追い出し新しい年の無病息災を願うべく節分会を行いました。

豆まきとはいきませんでしたが、一生懸命に作った手作りの衣装で鬼に扮した職員を見て「鬼は外~!福は内~!」と元気の良い掛け声とともに的(鬼)に向かってカラーボールを投げるゲームを行い、皆様楽しまれていました。

最初は素早く動き回る鬼に苦戦されていましたが、いつも以上に力を込めて投げられたり、鬼が後ろを向いている隙を巧妙に狙うなど、利用者様それぞれが工夫して取り組まれていました。

いつもの現実を離れ非日常を味わうこともでき、近日の寒さも負けずに晴れ晴れと微笑んでいらっしゃって鬼も逃げていきました。

2018年01月19日 ブログ

グループホーム 悠々居 2018年 初生け花会

当院の敷地内にある認知症対応型共同生活介護、グループホーム「悠々居」にて、1月16日(火)に生け花会が開催されました。

入居者様は高齢のためお花を生けやすいようにオアシス(生花用吸水スポンジ)を使用し生けており、お花は季節を感じられるものが花屋さんから届けられます。

毎月行っている恒例のイベントですが、今回は2018年の初生け花会ということで、お正月らしく松の葉などを使用しました。

ボランティアで来ていただいてる先生の指導のもと、頭と手を使い一生懸命生けられ、完成した後には普段とはまた違った達成感に満ちた笑顔に溢れていました。

 

 

 

2018年01月12日 ブログ

ゆりのき(重度認知症デイケア) 新年もちつき大会

1月11日(木)、重度認知症デイケア「ゆりのき」ではお正月にちなんで、もちつき大会を行いました。

職員がもち(小麦粉で作った代用品)をつく様子を見て、「懐かしいね~」とにこやかに目を細める利用者様が多くいらっしゃいました。

なかには「やり方が違う!」と檄を飛ばしたり、職員につき方を教えてくださる方もいて、大盛り上がりのもちつき大会となりました。

また、デイケア入口には「ゆりのき神社」を建てました。「美味しい物が腹いっぱいたべたい!」「もっと美人になりますように!」など利用者様の素敵なお願いごとが毎日聞こえてきます。 

© Hinokuma Hospital.


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