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日隈ブログ
2019年04月22日 ブログ
「たけのこ御飯弁当」~今月のおべんとうより~
新緑が芽吹き春から夏へと移り変わる季節になりました。
今月のおべんとうはたけのこ御飯弁当です。たけのこは2~5月が旬の野菜で、とても栄養豊富です。その中でも特に豊富に含まれているのが食物繊維です。食物繊維には腸内環境を整える効果があり摂取する事で腸の働きが活発になり、便秘解消に繋がります。また、コレステロールの吸収を抑える働きもあるため生活習慣病の予防にも効果的です。食物繊維のほかにもたけのこにはたくさんの栄養素が含まれています。たけのこの節に白いつぶつぶした塊があるのを見たことがありますか?これはチロシンというアミノ酸の一種で、水に溶けにくいという性質を持つため結晶となってたけのこの内部に残ります。チロシンは脳の神経伝達物質の構成要素で脳や神経の動きを活発にし、ストレス緩和やうつ病改善の効果があるとされています。
御飯の中にはたけのこ以外に、にんじんと揚げを混ぜ合わせ最後に木の芽で色鮮やかに仕上げました。主菜はこちらも今が旬なタルメ鯛のゴマ焼きとセリの白和えです。桜の生麩と三つ葉のすまし汁をあわせて季節を味わうおべんとうになりました。