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日隈ブログ

2018年09月05日 ブログ

「介護福祉士」の一日(専門職紹介 Vol.5)

当院の専門職を数回に分けて紹介する専門職紹介シリーズですが、5回目の今回は介護福祉士です。

<介護福祉士とは>
 介護福祉士とは社会福祉士及び介護福祉士法を根拠とする国家資格です。簡単に言えば、介護者に対して身体や精神に障害を有する人に寄り添い、その人に応じた介護を行うことによって日常生活をサポートします。そして、介護に関する指導を行うことも介護福祉士の仕事となります。
介護福祉士は高齢者や障害者の支えとなり、身体介助や生活援助といった身の回りの世話も行うと共に、介護を行う家族に向けた相談援助も行います。

<介護福祉士の一日>
 グループホーム悠々居では、2ユニット9名ずつの定員(お陰様で満床です)に対して、8名もの介護福祉士が所属しています。他のスタッフ(管理者・看護師・介護士)と常に連携をとりながら、早出・日勤・遅出・夜勤と勤務時間に分れて取り組んでいます。日勤者業務の一日の流れは以下の通りです。


介護と言うと、お風呂に入れたり、パンツを替えたり、食事介助したり等のイメージが普通だと思います。もちろん、日常生活の手助けする事は当然のことですが、私たちはそれだけではありません。「利用者さんの人生で、その方らしく生きるには何をすべきか?」という視点を大切にカンファレンスやスタッフ同士の意見交換をたくさんしています。手作りおやつ、本人にあった抱きクッション、眠れない時の話し相手などなど、日常生活が楽しく、心地よく暮らせるよう日々工夫を凝らしております。時には、一緒に大笑いしたり、涙を流したり…かなり寄り添っております。

また、毎月介護士研修を行ったり、外部の勉強会(前回は口腔ケア)にも積極的に参加しスキルアップも頑張っております。

<これからの目標>
 介護するには、利用者さんとの信頼関係がなくては適切な介護を提供することはできないと考えております。信頼関係を築き、意欲を引き出し、ご自身の思いをできるだけ実現するための心がけを日々見つめていきたいと思っております。
介護職離れが深刻な中、私たち介護福祉士自身が、これからもこの仕事をやりたいと思える『誇りある仕事』だと実感していることを、もっと多くの方に発信していきたいと思っております。現場で働いて感じる心温まるふれあいは、私たちの活力源になっております。

 

© Hinokuma Hospital.


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