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日隈ブログ

2018年07月24日 ブログ

精神療養病棟〈SST(ソーシャル スキル トレーニング)〉

 前回ブログ“「心理士」の一日”でもご紹介しましたが、デイケア・病棟でSST(Social Skills Training)を行っています。SSTとは日常生活で相手に自分の気持ちを伝えたり要求にうまく応じることが出来るようになる為の人付き合いのコツを練習します。今回は精神療養病棟のSSTについてもう少し詳しくご紹介します。

 精神療養病棟では、統合失調症の方を中心に週に1回5~7名のグループで行っています。精神科作業療法は大集団でスポーツや創作活動を行いますが、SSTは大集団に定着が困難な患者さんを小集団でより個別的に心理士が主に進行役になり看護師・作業療法士と協力して練習課題を考え練習の場を盛り上げたりして、楽しく学べるように心掛けて行っています。本人の希望をもとに「家族に電話をかける」「同じ部屋の人にあいさつをする」「買い物に行く」など対人場面を中心に目標を立てて、必要なスキル獲得の練習を行っていきます。
患者さんの中には長期入院を経て、スキル不足を感じないという方も多く、まずは現在の生活の中での困りごとに気づく、やってみたい事を見つけるなどの援助から始めることもあります。

 また日ごろの練習成果を発揮する場として外出訓練を行うこともあります。外出に向けて必要な準備の練習を行い、参加者の希望するお店に出かけて買い物をしたりゆっくりと食事をする時には、生き生きとした表情や他の人に対する配慮など普段とは違う一面が見られることもあります。モチベーションアップのためにも必要な時間だと実感しています。

 SSTで必要なスキルを身につけ実生活で活かしていけるように、今後も楽しみながら参加できるプログラムを計画していきます。

© Hinokuma Hospital.


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